大豆イソフラボンのサプリを選ぶとき、多くの方が迷うのが「1日にどのくらいまでとってよいのか」と「表示の数字をどう読むのか」です。この記事では、食品安全委員会が示している1日の目安、食事からとれている量、表示の「アグリコン型」と「アグリコン換算」の違い、サプリを選ぶときの確認点をまとめます。
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先に結論です。①食品安全委員会は、大豆イソフラボンの1日の目安を、食事を含めた量の上限が70〜75mg、サプリなどで食事に上乗せする量の上限が30mg(いずれもアグリコン換算)としています。②日本人が食事からとっている量は、真ん中の値で1日16〜22mgです。③表示の「アグリコン換算」は量の表し方、「アグリコン型」は原料の形で、別のことです。④妊娠中・妊娠の可能性がある方と15歳未満の子どもは、上乗せしてとることがすすめられていません。サプリは食品で、医薬品ではありません。
大豆イソフラボンとは——食品の中では主に「糖がついた形」
結論:大豆イソフラボンには、糖がついた形(配糖体)と、糖が外れた形(アグリコン)があり、食品の中ではほとんどが糖のついた形です。

大豆イソフラボンは、大豆の胚芽に多く含まれる成分です。糖が外れた形として、ゲニステイン・ダイゼイン・グリシテインの3種類があり、それぞれに糖がついた形(ゲニスチン・ダイジン・グリシチン)があります。
食品の中では、ほとんどが糖のついた形で含まれています。味噌や納豆などの発酵食品には、糖が外れた形も多く含まれます。糖のついた形は、体の中で腸内細菌の働きなどによって糖が外れ、腸から吸収されます。サプリの原料として使われる「アグリコン型」は、はじめから糖が外れた形のイソフラボンです。
大豆イソフラボンは、ビタミンやミネラルのような、体に必須の栄養素ではありません。
1日の目安——食事を含めて70〜75mg、上乗せは30mgまで
結論:食品安全委員会は、食事を含めた1日の量の上限の目安を70〜75mg、食事に上乗せしてとる量の上限を30mg(いずれもアグリコン換算)としています。
| 目安 | 1日の量 アグリコン換算 |
|---|---|
| 食事を含めた量の上限の目安 日本人の食事からの摂取量の多い側(95パーセンタイル値=約70mg)と、海外の臨床試験の結果から設定 |
70〜75mg |
| 食事に上乗せする量の上限 特定保健用食品として上乗せしてとる場合の上限。ほかの健康食品も、この考え方を参考に過剰にならないように、とされている |
30mg |
| 日本人の食事からの量(中央値) 平成14年の国民栄養調査から試算(性別・年代で違う) |
16〜22mg |
上乗せの上限の30mgは、もともと大豆イソフラボンを含む特定保健用食品(トクホ)の安全性を評価したときに決められた量です。食品安全委員会は、トクホ以外の個々の健康食品については評価していませんが、この考え方を参考に、過剰な摂取にならないよう注意するよう呼びかけています。
食事からはどのくらいとれているか
結論:ふだんの食事から、日本人は1日16〜22mgほど(真ん中の値)をとっています。納豆1パックと豆腐半丁を食べた日は、それだけで約60mgになります。
食品安全委員会のQ&Aに載っている、食品100gあたりの量(アグリコン換算の平均値)から、1食分のおおよその量を計算すると次のとおりです。
| 食品(1食分の例) | 大豆イソフラボンの量の目安 |
|---|---|
| 納豆 1パック(45g) | 約33mg |
| 豆腐 半丁(150g) | 約30mg |
| 豆乳 コップ1杯(200mL) | 約50mg 製品によって約15〜120mg |
| 油揚げ 1枚(30g) | 約12mg |
| きな粉 大さじ1(7g) | 約19mg |
| 味噌汁 1杯(味噌18g) | 約9mg |
食品安全委員会は、健康のためには特定の成分だけをとるより、バランスのよい食事が大切で、大豆イソフラボンだけをサプリでとるよりも、大豆食品からとる方が理想的な食生活に近づく、としています。サプリを使う場合も、食事を基本に考えてください。
表示の見方——「アグリコン換算」と「アグリコン型」は別のこと
結論:「アグリコン換算」は量の表し方、「アグリコン型」は原料の形です。量を比べるときは、アグリコン換算の数字で比べます。

| 表示の例:大豆イソフラボン(アグリコン換算)30mg |
|---|
| 含まれる量を、糖が外れた形の重さに直した値 → 確かめること:1日の目安量あたりの量か、1粒あたりの量か |
| 表示の例:大豆イソフラボン配糖体 48mg |
| 糖がついた形の重さ。アグリコンに直すと約30mg(48mg×0.625) → 確かめること:何の重さかが書かれていない時は、アグリコン換算の量を確かめる |
| 表示の例:アグリコン型大豆イソフラボン 30mg |
| 原料のイソフラボンが、はじめから糖が外れた形 → 確かめること:1日に何粒で、何mgになるか |
食品安全委員会は、糖のついた形の量をアグリコンに直すときに、約0.625をかける方法を示しています(例:配糖体10mg×0.625=アグリコンとして6.25mg)。同じ「30mg」でも、糖のついた形の重さか、アグリコンに直した重さかで、中身の量が変わります。
また、「アグリコン換算○mg」とだけ書かれている場合、原料がアグリコン型とは限りません。形を知りたい時は、「アグリコン型」と書かれているかを確かめます。
上乗せしない方がよい人・重ねどりに注意
結論:妊娠中・妊娠の可能性がある方と15歳未満の子どもは、食事に上乗せしてとることがすすめられていません。サプリを使う方は、ほかの製品との重ねどりに注意します。
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方:食品安全委員会は、上乗せしてとることはすすめられないとしています(ふだんの豆腐や納豆を控える、という意味ではありません)
- 15歳未満の子ども:同じく、上乗せしてとることはすすめられないとしています
- 授乳中の方、通院中・服薬中の方:とる前に医師にご相談ください
- 重ねどり:大豆イソフラボンを含むトクホや、ほかの健康食品と一緒にとると、上乗せの量が30mgを超えることがあります。2つ以上使う時は、アグリコン換算の量を足して確かめます
- 大豆食品をたくさん食べる方:食事とサプリの合計が、1日70〜75mgを超えないかも目安にしてください
サプリを選ぶときの5つの確認点
結論:①量 ②形 ③1日の粒数と重なり ④一緒に入っているものとアレルギー ⑤続けやすさ、の順で確かめます。
- 量:1日の目安量あたり、アグリコン換算で何mgか。上乗せは30mgまでが目安です
- 形:原料がアグリコン型か、糖のついた形か
- 1日の粒数と重なり:何粒で何mgになるか。ほかのイソフラボン入りの製品と重ならないか
- 一緒に入っているものとアレルギー:乳酸菌やオリゴ糖など、ほかの成分。大豆・乳などのアレルギー表示
- 続けやすさ:粒の大きさ・においや味・1日あたりの価格・買い方(定期便の有無、回数の縛りや解約の方法)
院長が監修したヘバスター(HEBER STAR)
結論:ヘバスターは、1粒にアグリコン型大豆イソフラボン30mgと、乳酸菌・オリゴ糖をまとめた健康補助食品です。1粒で上乗せの目安の上限(30mg)になるので、1日1粒を守り、ほかのイソフラボン入りの製品とは重ねないでください。

当院の院長が監修し、株式会社SORNが販売しています。
| 成分(1粒あたり) | 内容 |
|---|---|
| アグリコン型大豆イソフラボン 30mg |
糖が外れた形のイソフラボン。1日1粒で、食品安全委員会が示す上乗せの上限(1日30mg)を超えない量 |
| W乳酸菌 | 乳酸菌HOKKAIDO株と有胞子性乳酸菌の2種 |
| ラフィノース | 北海道産ビート由来のオリゴ糖 |
- 粒:直径約8mmの小粒・無味無臭・1日1粒
- 製造:日本国内の工場(ISO 9001・健康食品GMP適合認証)
- 販売:株式会社SORN
- 価格:1袋2,200円(30粒・約1か月分・税込・送料無料)
- 定期便:お届け間隔は1〜6か月ごとから選べ、回数の縛りはありません。マイページからいつでも解約・スキップできます(価格は都度購入と同じ)
- 体質に合わない場合は摂取を中止してください。大豆・乳成分にアレルギーのある方は摂取を控えてください。妊娠中・妊娠の可能性がある方と15歳未満の方は、摂取を控えてください。授乳中の方、通院中・服薬中の方は、摂取前に医師にご相談ください
ヘバスターは医薬品ではなく、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。
よくある質問
Q. 大豆イソフラボンは1日に何mgまでとってよいですか?
A. 食品安全委員会は、食事を含めた1日の量の上限の目安を70〜75mg、サプリなどで食事に上乗せする量の上限を30mg(いずれもアグリコン換算)としています。
Q. 「アグリコン換算」とは何ですか?
A. 糖がついた形(配糖体)で含まれる大豆イソフラボンの量を、糖が外れた形(アグリコン)の重さに直した値です。食品安全委員会は、配糖体の量に約0.625をかけて換算する方法を示しています。
Q. 「アグリコン型」と「アグリコン換算」は同じ意味ですか?
A. 違います。アグリコン型は原料が糖の外れた形であること、アグリコン換算は量をアグリコンの重さに直して表したことを示します。量を比べるときは、アグリコン換算の数字で比べます。
Q. 納豆や豆腐を毎日食べていても、サプリを足してよいですか?
A. 上乗せの目安(30mg)は、ふだんの食事で大豆食品を食べていることを前提にした量です。大豆食品をたくさん食べる方は、食事とサプリの合計が1日70〜75mgを超えないかも目安にしてください。
Q. 妊娠中や子どもがとってもよいですか?
A. 食品安全委員会は、妊娠中・妊娠の可能性がある方と15歳未満の子どもが、大豆イソフラボンを食事に上乗せしてとることはすすめられないとしています。授乳中の方、通院中・服薬中の方は、とる前に医師にご相談ください。
まとめ
- 大豆イソフラボンの1日の目安は、食事を含めて70〜75mgまで、上乗せは30mgまで(アグリコン換算・食品安全委員会)
- 日本人が食事からとっている量は、真ん中の値で1日16〜22mg
- 「アグリコン換算」は量の表し方、「アグリコン型」は原料の形。量はアグリコン換算の数字で比べる
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方と15歳未満の子どもは、上乗せしない
- サプリは、量・形・粒数と重なり・アレルギー・続けやすさで選ぶ。食事が基本で、サプリは医薬品ではない
ヘバスターの詳細・ご購入
院長監修。1袋2,200円(30日分・税込・送料無料)、定期便は1〜6か月ごと・回数の縛りなし。販売:株式会社SORN。
▶ 製品の詳しい紹介:ヘバスター(HEBER STAR)とは?設計・成分・飲み方・価格|院長監修の健康補助食品
▶ 製品情報の一覧:ヘバスター 製品情報の一覧|成分・製造・価格・注意事項(監修医:澤向範文)
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ヘバスターは医薬品ではなく、病気の診断や治療に代わるものではありません。
監修:札幌大通リウマチ内科 院長 澤向範文(医学博士・日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医)
参考文献・出典
- 食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」(平成18年5月16日更新・食品の含有量の表と、日本人の摂取量の試算を含む)https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html
- 食品安全委員会「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」(2006年)
