札幌も新緑眩しく、ライラックなどの花🌺🌹香るよい季節となってきました。
これから北海道は良い気候となってきますが、コロナ蔓延のためまだまだ外出自粛となりそうですね。そろそろ、終息してほしいと願うばかりです。
以前より、疫病退散してくれる妖怪"アマビエ"が脚光を浴びていますが、他にも疫病退散してくれる妖怪がいるのはご存じでしょうか?
No1 アマビコ
アマビコは、江戸時代後期から明治中期にかけての資料にその名が残っている妖怪でさまざまな描かれ方をしていますが、・3本の足のようなものをもつ姿(毛の生えた猿に似た姿で描かれることも多い)・「人間の大多数が死に絶えること」あるいは「豊作や疫病が発生すること」、そして「自分の姿を書き記しすること」、そして「自分の姿を書き記した者は難をのがれることが出来ること」を告げて去ったという伝承が多く存在します
No2 神社姫・姫魚
日本で初めてコロリ(コレラ)が発生した1822年(文政5年)の少し前、1819年(文政2年)には肥前国平戸に「姫魚(ひめうお)」という妖怪が現れました。
2本の角をもち、女性の顔から下が魚になった人魚のような姿をしています。姫魚は「竜宮よりの使い」だといい、「七か年の豊作とコロリ(コレラ)の流行」を予言したあと、難を逃れるには我が姿を描いて見るとよい」と言って海中に沈んでいったと伝えられています。
同じ頃、「(大)神社姫」と称する予言獣の摺物を江戸市内で売り歩く者がいたという記録があり、こちらも姫魚とよく似た姿をしています。
また、この時代より30年ほど後の嘉永時代の越後国(新潟県)でも、人魚が流行病を予言したという言い伝えがあります。
No3 クタベ
富山県立山の妖怪クタベ。 疫病を予言し「私の姿を見れば、その悪い病から逃れられる。見ることのできない人々には、私の絵を描いて知らせなさい。」と言ったらしい。
No4 白澤
「白澤」(白沢)は中国に伝わる聖獣で、病魔よけになると考えられ、日本でも江戸時代にはお守りとして珍重されました。
No5 ヨゲンノトリ
安政4(1857)年12月、加賀国白山にあらわれた頭が2つある不思議な鳥。
翌年に流行するコレラを予言し、「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができる」と言ったとされています。
というように、各地で様々な疫病退散の妖怪がいるようです。どのような妖怪か気になる方は、探してみてください!
神頼みというわけではありませんが、本当にそろそろコロナを退散させてほしいものです。