2023年になりお正月気分もやっと抜けてきた頃と思います。
今年はうさぎ年ですね🐇
実はあまり知られていませんが、干支と十二支は同じものだと思っている方が多い様です。
本来の干支でいうと今年は 癸卯(みずのと・う) になります。
十二支
子(ね) | 丑(うし) | 寅(とら) |
卯(う) | 辰(たつ) | 巳(み) |
午(うま) | 未(ひつじ) | 申(さる) |
酉(とり) | 戌(いぬ) | 亥(い) |
あまり聞き覚えのない癸(みずのと)は、十干の最後の要素で陰陽五行説はで水の陰とも言われます。
十干
陽 | 陰 |
甲(きのえ) | 乙(きのと) |
丙(ひのえ) | 丁(ひのと) |
戊(つちのえ) | 己(つちのと) |
庚(かのえ) | 辛(かのと) |
壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |
十二子と十干を組み合わせたものが60通りあり、これが一巡すると還暦となります。
株式相場には、【辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。】という格言があります。
兎には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており、株式市場にとっては縁起の良い年として知られているようです。
また、卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」。また、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。
他にも「植物の成長」という意味もあり、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。
いつもの余談ではありますが、昨年 12/31 関東屈指のパワースポットである
群馬県 榛名神社 に伺いました。
1400年の歴史を誇り、たくさんの奇岩・巨岩に囲まれた境内&500m続く参道。その奥に国の重要文化財に指定されている文化3(1806)年に建てられた本殿があります。
本殿は背後の「御姿岩(みすがたいわ)」とつながっていて、その岩の洞窟内にご神体が祀られているそう。
前から見るとふつうの神社の本殿に見えるのですが、右手から裏を見てみてようやくこの本殿の特異さがわかります。
本社(の屋根の部分)「お姿岩」と呼ばれる岩山に組み込まれるような構造で、岩の中の洞窟にご神体が祭られているそうです。
このご神体がみられるのは 実は 60年に1度巡ってくる 丙午(ひのえうま)の年に「丙午還暦大祭」で拝顔することができます。
次回は 2026年 実はもうすぐです。歴史が浅い北海道では お目にかかれない程の景色であるため興味のある方は、ぜひ行ってみてください✈